建築士会女性委員会つどい

年一回の恒例会―福島建築士会女性委員のつどいという
研修会でした。
ほとんどの皆さんは今頃2次回の真っ最中?
泊まりで明日の見学会などもあります♪

今回のメインは講演会でした。

めずらしいんです、講演会なんて。
いつもはワークショップか分科会。
普段行かない場所での開催の場合は、その場所に合わせた行事。

あ、今回は二本松の男女共生センターです。
(ここは2年に一回使用することになっています。)


さてさて、本日は朝9時集合、須賀川支部は受付係。
午前中は各支部の活動報告、東北ブロック会の活動報告も。
その後、昼食。
今回は初の手作りバイキングです~
相馬支部の方々が、いろいろと準備してくださいました。
県内産小麦などを使用した、美味しいパン。地元の有機野菜、カスピ海ヨーグルト。
本当にいろいろなものをご用意いただき、とても美味しいお食事でした♪
食べるのに夢中で画像はありません~



午後は今回のメインイベント、
人気建築家、手塚貴晴+手塚由比夫妻の講演会でした!
とても楽しみにしていたのですよ~

手塚夫妻の出世作である、屋根の家や、そこからの発展形の幼稚園、
雪に埋もれる博物館などなど。
手塚氏の設計哲学や、影響の大きい子育ての事などを交え、
とても楽しい講演会でした。

一番印象に残ったこと。
建築に限らないとは思いますが、
大事なのは原体験―そして実際に体験したこと。
本や映画など、知識としては大事かもしれないけど、
それは体験ではない。
体験しなければ自分のなかからは出てこない、
そういう趣旨のことでした。

手塚氏は海外でも勉強していて、そのさいの学習方法は
日本とは大きく違っていたようです。
いろいろなものを分析すること、深く考えること。
たとえば、屋根とはなにか、屋根がない建築とは、目地とはなどなど。
その中でなにかをつかむという過程を経ること。

ただしく実感でもあります。

考えて考えて、煮詰めて追い込んで、
そうしなければ生まれてこないものがあり、
それが実体験に基づいている限り、頭でっかちにはならないのだろうと。

まだまだ消化しきれていませんが、
とても有意義な一日でした。

作品集を販売したので、購入し、控室まで押しかけて
サインをいただきました♪
そして、名刺交換。こちらの名刺はどうでもいいのですが、
手塚夫妻の名刺が欲しかったのよ~すっかりミーハーですね♪
面白いというか興味深いというか。
手塚氏はいつも青の服、由比氏は赤の服。
おこさんも上のお嬢さんは黄色の服、下のぼうやは緑の服。
いつもそうなんだそうな・・・
名刺も手塚氏の名前は青、由比氏の名前は赤でした。
なんというか・・・楽しいね。
  
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